G-6BTXC7K086 カローラクロス純正シートカバー 使用レビュー|RUQUMUN
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カローラクロス純正シートカバー 使用レビュー

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はじめに

先日、2025年5月のマイナーチェンジ版カローラクロス(ハイブリッドE-Four)を購入しました。その際、真っ先に検討したオプションの一つがトヨタ純正シートカバーです。というものも、私が購入したのはSグレードでシート全体がファブリック。本皮がシート面積の大半を占めるZグレードとは異なり、汚れやシミが残りやすく心配が。。シートカバーを装着しておけば汚れを気にせず使える安心感が得られ、飲食をする場合でも神経質にならずに済むと考えました。

トヨタカローラクロスSグレードの内装(メーカーパンフレット参照)

本記事では、トヨタ・カローラクロス純正フルカバーシート(撥水タイプ)をレビューします。カローラクロスのSグレード、Xグレードでシートカバーオプションを付けようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

なぜ純正を選んだのか?

そもそも社外品という選択があるなかで、なぜ純正品を選んだのか。非常に重要なこの点から触れたいと思います。

社外品のシートカバーには高級感のある素材・デザインや豊富な選択肢という魅力があり、正直、私も一度は惹かれました。しかし、カタログには「SRSサイドエアバッグが全車標準装備のため、対応純正シートカバー以外は使用しないでください」と明記されています。対応していないカバーを装着すると、万一の際にエアバッグが正常に作動しない恐れがあるとの注意書きです。

この記載を見れば、安全性能を捨ててまで社外品を選ぶことはできません。純正シートカバーは難燃性の生地を使い、シートへのフィッティングにも配慮した専用設計となっています。総じて、品質面・安全面の両方で安心できるのは純正品。新車を長く大切に乗るうえで、純正ならではの信頼性に価値を感じました。

装着後の見た目・素材感・フィット感

実際に純正シートカバーを装着してまず感じたのは、そのフィット感の良さです。さすが専用設計だけあってシートの形状にぴったりと合っています。

ただし質感に関しては高級感はなく、波を打ったようなデザインも引き立っていません。正直、見た目だけであればシートカバーを付けない方がシンプルで好みでした。豪華さや質感向上を求める用途ではなく、「実用本位のカバー」という印象です。

フルシートカバー装着時の運転席と助手席

シートカバーの素材はポリエステル系の生地で、手で触れると適度な厚みとざらつきがあります。撥水加工が施されているため表面は若干マットで水を弾きそうな感触です。硬すぎたりビニールのようにベタつく感じはありません。

フルシートカバー装着時の後席(まだ若干折りたたみ皺が残っています)

インテリアに大きな変化や高級感の追加はありませんが、逆に言えば違和感なく車内に溶け込んでいます。各所で純正ならではメリットも感じられます。例えばヘッドレスト差し込み部やシートベルトバックル周辺もきちんと穴あけ加工されており、カバー装着によって操作性が損なわれることもありません。また、運転席側シートカバーの側面には小さな「Corolla Cross」のロゴタグが付いており、さりげなく純正品であることを主張しています。

使用後の快適性や清掃性

純正シートカバーを装着してから約1か月半、日々通勤や週末のドライブで使用していますが、着座時の快適性に大きな不満はありません。カバー装着直後はやや畳み皺のようなものがありましたが、すぐに馴染んで違和感は薄れました。

座り心地はシートクッションの感触がほぼそのまま伝わってきます。厚手すぎない生地のため通気性も悪くなく、長時間座っていても蒸れるようなことは今のところありません(真夏の使用はこれからですが、エアコンを使う通常の車内環境では特に問題なさそうです)。

後席からの見た目。前席背面にはポケットがあるのでここまではカバーされません

運転中にカバーがずれたりヨレたりすることもなく、背中や腰のサポート感も純正シート時と変わらず保たれています。見た目の高級感は別として、普段使いの快適さという点では装着前後で大差ない印象で、良い意味で「付けていることを意識させない」自然な使い心地です。

清掃性については、撥水機能付きというだけあって日常の手入れが非常に楽になりました。例えば、乗車中にうっかりペットボトルの水をこぼしてしまったことがありましたが、カバー生地の上で水滴をはじいて玉状になったのをすぐにタオルで拭き取るだけで済み、シミになることはありませんでした。

また砂ぼこりや食べカス程度であれば、カバー表面をハンディ掃除機で軽く吸引したり、固く絞った雑巾でさっと拭いたりするだけで綺麗になります。元のファブリックシートだと汚れが繊維に染み込んで掃除が大変ですが、カバーのおかげで汚れが直接シート本体に付着しない安心感は大きいです。

価格・取り付けについて

カローラクロスの純正シートカバーは本記事の執筆時点(2025年10月)で46,200円(税別42,000円)です。これに工賃0.7時間が追加され、私の場合は計52,745円(税込)でした。

後席背面もチャイルドシート用のアンカーがあるため、すべて覆うことができないようです

尚、取り付けについてはディーラーによる取り付けが基本です。私がお世話になったディーラーの担当者も「お客様自身で取り付ける選択もなくはないが、無理やり設置しようとして破れてしまうリスクもある」と話していました。実際、かなりジャストフィットな設計なので装着は大変そうだなと感じました。+6,000円程度なので、ディーラーにお願いすることをおすすめします。

総合評価(おすすめポイント・気になる点)

約1か月半の使用を経て、トヨタ純正シートカバーには概ね満足しています。シートの保護という本来の目的をしっかり果たし、日々のメンテナンス性向上や安全面での安心も得られたことで、購入して良かったと感じています。ただし、完璧というわけではなく、いくつか感じたデメリットもあります。最後に、本製品のおすすめできるポイントと、実際に使ってみて気になった点をまとめます。

おすすめポイント:

  • シート全体を覆って汚れから守れるため、汚れを気にせず使える安心感が得られる点です。水や泥などが付着してもシート本体へのダメージを防げ、日常的な清掃も拭き取り程度で簡単に済みます。
  • 車種専用設計ならではのフィット感で、装着後もカバーがずれたりシワになることがなく快適な点です。見た目も純正品だけあって内装に自然に溶け込み、カバーを付けている違和感がほとんどありません。
  • トヨタ純正品ゆえ、素材や設計において安全性への配慮が行き届いている点です。難燃性生地の採用やサイドエアバッグ対応仕様など、純正品ならではの信頼性が高く、万一の際も安心できます。

気になる点:

  • カバーの素材感がシンプルで、シートを覆うことで元の内装デザインが隠れてしまうため、装着後の見た目に高級感はなく、ややチープに感じられる点です。内装の質感向上を期待している場合には物足りなく思うかもしれません。
  • これまでご紹介してきた画像にもあるとおり、前席、後席ともに背面はフルカバーされていません。前席背面にはポケット、後席背面にはチャイルドシート固定用のトップテザーアンカレッジがあり、シートで覆ってしまうことができないためです。後席で子どもが飲み物をこぼしたり、ラゲッジスペースに使用済みのアウトドアグッズを置いたりすると、ファブリックが汚れる可能性があり、完全な汚れ防止にはなりません。
  • アクセサリーとしての価格設定が高めである点です。後述のとおり約4万6千円と決して安くはなく、コストパフォーマンスを厳しく評価すると「汚れ防止のためのカバーにこれだけ投資する価値があるか」が悩ましいところです。

以上のように、純正シートカバーは実用性・安全性の面では非常に優れたアイテムですが、デザイン性や価格面ではいくらか妥協が必要だと感じました。

総合的には「シートを汚したくない、でも安全面も重視したい」という方には強くおすすめできます。一方、「見た目の豪華さを重視したい」「安価に済ませたい」という場合は、市販の他製品も含めて検討してみるのが良いかもしれません。私自身は購入目的であったシート保護と安心感が得られているため満足していますが、今後さらに使用期間が延びた際の耐久性も含め、引き続き様子を見ていきたいと思います。

参照

トヨタカローラクロスWEBカタログ
https://toyota.jp/request/webcatalog/corollacross

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